診療科のご案内

放射線科

放射線科について

放射線科では、診療放射線技師10名、看護師1名、事務員1名のスタッフが働いています。
男性6名 女性4名 計10名
放射線科医は常勤1名、非常勤3名の医師が交代で画像診断にあたっています。
診療放射線技師は、X線撮影、透視検査、CT検査に代表される放射線を用いた検査や、放射線を用いないMRI検査などが主な仕事です。
私たちは、医療技術の習得につとめ、その知識や技術を患者様に提供することが大切だと考えています。また、「やさしい医療」をテーマとして業務を実践し、患者様のお役に立てるよう努力しております。
検査に対する疑問やご心配なことがございましたら、どうぞ遠慮なく、撮影担当の診療放射線技師にお尋ねください。

放射線科の仕事

一般撮影室

ここでは、胸部や腹部をはじめ、頭の先から足の先までのあらゆる部位のX線撮影を行います。
X線撮影に対して放射線被ばくのことが気にかかると思われますが、撮影に関しては大変少ない線量を用いています。撮影による身体への影響はほとんどありません。
Q&Aをご参照下さい

X線TV室(透視検査)

主に、神経根ブロック、えん下造影、胃・十二指腸造影を行います。
TVモニターで身体の透視画像をリアルタイムに見ることができます。
必要に応じて透視画像を見ながら撮影を行います。

X線TV室

CT室

頭部、胸部、腹部、四肢などの断面撮影を行います。
場合によっては造影剤を使用することもあります。
画像の再構築によって、3D画像をはじめ、あらゆる断面画像も作成でき、体内の立体構造の把握やより細かな診断治療に非常に役立ちます。
Q&Aをご参照下さい

当院ではマルチスライスCT(多列検出器CT)を2台所有しております。

CT室

TOSHIBA Aquillion Prime

MRI室

体のあらゆる部位の断面像を撮影します。磁石の力を使った撮影装置であり、放射線を使わないことが特徴です。場合によっては造影剤を使用することもあります。
心臓ペースメーカーやその他磁気に反応する金属が体内にあると、検査を受けられない場合があります。コンタクトレンズ(カラーも含む)や入墨により熱を持つことが報告されています。
Q&Aをご参照下さい

GE Optima MR450w 1.5T

GE Optima MR450w 1.5T

骨密度測定

X線骨密度検査は、骨粗鬆症の確定診断に有効です。
当院に設置されたX線骨密度測定装置は、骨量を正確に測定できます。
腰椎と大腿骨にX線を照射し、X線吸収率の差から骨密度を測定します。
検査時間は約15分です。→臥位(寝た状態)にて撮影しています。

骨粗鬆症の患者数は今後増加すると予想されています。一度は骨密度を把握し、ご自身の骨の健康度を知ることをお勧めします。
女性はできれば40才くらいまでに1度は骨密度を把握し、閉経後は年1回は骨密度の骨量測定をお勧めします。

マンモグラフィ(乳房撮影)

乳房のX線撮影を行います。
マンモグラフィは乳がんをはじめ乳房にできる病気のほとんどを発見することができます。
特に、早期乳がんのサインである非常に小さな石灰化を鮮明に写し出せるのが大きな特徴です。
当院は、2009年12月にマンモグラフィー検診施設として認定を受けました。
認定更新2019年2月
認定技師3名(女性)在籍しています。
Q&Aをご参照下さい

認定証

パントモ撮影(歯科撮影)

顎の周囲の撮影を行います。
断層撮影の一種で、歯槽骨、埋伏歯、顎関節、下顎骨、上顎洞などの状態を観察できます。

Q&A

X線撮影Q&A
Q1.エックス線検査は月に何回くらい受けてもよいですか?
A1.病気の診断をするとき何回ならよいとは申し上げられませんが、1回に受ける放射線の量はごくわずかですので妊娠している方以外は、まず心配いりません。胸部撮影で約0.3mGyです。(飛行機で日本からヨーロッパに旅行すると宇宙から1.5mGy被 ばくします。)妊娠の可能性のある方は、主治医とよく相談し、放射線技師にお伝えください。
Q2.妊娠中のエックス線検査は大丈夫?
A2.胸部撮影の時、胎児の被ばくは0.01mGy以下です。奇形児の発生する可能性は100mGy以上の被ばくなので、まず問題ありません。(また、腹部にX線があたらないよう絞っています。)腹部撮影でも胎児の被ばくは約2.6mGyなので問題はありませんが、心配な方は主治医と良く相談し、放射線技師に聞いて下さい。
Q3.妊娠中と知らずにエックス線検査をうけました、大丈夫でしようか?
A3.放射線が胎児にあたえる影響は、受精後から4ケ月までが、発生異常を生じさせる可能性が高い時期で、5ケ月以後ではずっと低くなります。では、どの位の放射線量かと言いますと、100mGyをこえる量と言われています。病院で検査に使用される放射線量は非常に少なく胎児に対しての影響は胸のエックス線写真ですと約300回、又、腹部ですと、約30回以上を一度に受けないと100mGyにはなりません。
Q4.小児股関節写真を撮っても子供に影響はありませんか?
A4.股関節撮影の場合、女児では下腹部を、男児ではこう丸を、鉛などエックス線を透さないものでおおって写真を撮っていますので、ほとんど影響はありません。 この検査を受けることによる生殖腺の被ばく線量は0.2mGyです。私達は、1年間に自然放射線を2.4mGy受けています。この線量と比較すると十分少ないことが分かると思います。
Q5.被ばくすると白血病になりますか?
A5.白血病は毎年10万人に5人程度の自然発生率がありますが、放射線被ばくにより白血病が増加するのは200mGyからと言われています。放射線被ばくによる白血病の誘発については造血組織である赤色骨髄に吸収される線量が問題となり、通常の放射線検 査では白血病になる可能性はほとんどないと考えられます。
CT・MRI Q&A
Q1.MRIとCTどう違うの?
A1.CT検査は、エックス線を使用します。MRI検査は、磁場、ラジオ波(電波)を使用します。
検査時間は、CT検査が5分から10分ほどで終わります。実際撮影されている時間は、合計数十秒と非常に短い時間での撮影が可能です。対してMRI検査は、15分から40分ほどかかります。実際に撮影されている時間は、合計10分から30分とCT検査に比べると時間が長くかかります。
得意な撮影としてCT検査では、肺や、腹部、骨や出血の描出に優れており、MRI検査は、脳、骨盤内臓器、脊髄、筋肉などの描出に優れています。
Q2.MRIやCTで造影剤を使うと言われました。造影剤って何? なんで使うの?
A2.CT検査で使用される造影剤は、ヨードを利用した陽性造影剤。MRI検査で使用される造影剤は、ガドリニウムを利用した陽性造影剤、鉄を利用した陰性造影剤です。
造影剤は、血管に静脈注射して血管を通って全身に巡り、撮影範囲内の臓器にいたります。画像上は使用しない場合に比べて白っぽく写ります。
造影剤を使用することによって健常でないものが、あるか無いかを判断しやすくなります。またそれがどういった種類のものかも判断しやすくなります。造影剤を使用しない場合では確定診断が難しいこともあります。
かなり低い頻度でですが、重篤な副作用が起こることがあります。喘息や腎疾患など副作用が起こる可能性が上がる疾患もありますので、医師からの問診には正確にお答え下さい。

MRI検査は強力な磁場や電波などを発生させています。体内に金属がある場合、金属の材質によっては、危険な事が起こる可能性があるためMRI検査を受けることが出来ない場合があります。
CT検査の場合は、危険な事が起こる可能性はありませんが、金属等の周囲の情報が殆ど無いことが多いです。
またペースメーカーを装着されている方は、MRI検査は出来ません。CT検査は撮影対象範囲内にある場合でも条件つきではありますが行うことが出来ます。

気になることがある場合は遠慮なくお問い合わせください。
正しい撮影をするために、撮影技師がポジショニング(撮影に応じた体位をとる)を行いますので、どうぞご協力をお願いします。

マンモグラフィ(乳房撮影)Q&A
Q1.乳房撮影(マンモグラフィ)ってなんですか?
A1.乳腺疾患を検出する上で現在、最も感度の高い手法と言われています。無症状な女性を対象に異常所見を発見することを目的とした検診と、なんらかの症状のある、または触診で異常の認められた女性を対象に、精密な検査が必要な 精検時に行われる検査手法を指します。実際には乳房を約2~5cmに圧迫し、マンモグラフィX線撮影装置で、乳腺組織内部をフィルムに映し出すまでを言います。
Q2.どうしてマンモグラフィでは乳房を圧迫する必要があるのですか?
A2.乳房は乳腺組織、脂肪組織、皮膚でできています。また乳房の大きさ、厚みは人によって異なりますので、正しい診断の元となる乳房写真を撮るためには、乳房をなるべく均等の厚さに圧迫し、細かい乳腺、また脂肪組織をフィルムに写して診断する必要があるからです。また、圧迫することで使用する放射線も少なくなります。
Q3.マンモグラフィ検診施設認定とは、何ですか?
A3.マンモグラフィ検診精度管理中央委員会・施設画像評価委員会にて、検診精度管理の線量・画質基準を満たしていると認められました。撮影室内に認定書を掲示してありますので、ぜひご覧下さい。
Q4.放射線被曝は大丈夫ですか?
A4.X線撮影ですので放射線被曝はありますが、一回の撮影で乳房が受ける放射線量は、東京からニューヨークへ飛行機で行く時に浴びる自然放射線(宇宙線)の量のおよそ半分と言われております。マンモグラフィ撮影に伴う危険はほとんどないか、あっても非常に小さいと考えられています。
Q5.乳がん検診はいつ受けるのが良いですか?
A5.乳腺は女性ホルモンの影響を受けており、月経がはじまる直前は卵巣から分泌されるホルモンによって影響を受け、乳房が硬くなったり、人によっては痛みを感じたりする場合があります。閉経前の方が乳がん検診を受ける際、また、自己検診をおこなう際は月経開始後7~10日くらいが最適と言われています。
Q6.自己検診で異常を感じた時は?
A6.しこり、乳頭分泌など、いつもと異なる症状がある方は、できるだけ早く近くの医療機関で診察してもらいましょう。
Q7.乳がんの精密検査ってどのようなものですか?
A7.乳がん検診で異常が見つかった場合、精密検査としてマンモグラフィ検査の追加撮影、超音波検査(エコー)、細胞診などがあります。
Q8.撮影にあたっての注意点は?
A8.撮影の範囲は乳房から脇の下を含めた部分になりますので、撮影の際は、抑汗剤やパウダーなどはよく拭き 取ってください。パウダーなどが付いたまま撮影されると、がんのサインである石灰化に非常に似て写ることがあります。不要な再検査や必要以上の被曝を避けるためにも、この点にご注意ください。また、長い髪は束ねておいてください。
また、ご自分で気が付かれたしこりなどはお伝えください。

気になることがある場合は遠慮なくお問い合わせください。
正しい撮影をするために、撮影技師がポジショニング(撮影機械に乳房をはさんで、圧迫し体位をとる)を行いますので、どうぞご協力をお願いします。
また、圧迫板は一定以上の圧力はかけられないように設計されていますので、ご安心ください。
ただし、痛みが強い方、皮膚や乳房に炎症や外傷があり圧迫できない方は撮影を中止することがあります。
また、ペースメーカーを装着している方、授乳中の方、豊胸手術を受けられている方は検査が出来ない場合があります。その点もご留意下さい。

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