診療科のご案内

泌尿器科

泌尿器科について

当科は2007年3月まで4人の常勤スタッフで診療を行っておりましたが、東部病院の開院と共にスタッフは東部病院に異動となり、以後は東部病院医師が非常勤で週3回午前のみの外来診療を担当しました。入院診療は行っていません。現在東部病院からの派遣医師は中島(火曜日担当)と小杉(木曜日担当)の2名であり、週2回の外来診療のみで非常勤ですから、緊急や入院対応が神奈川県病院ではできず、神奈川区を中心とする地域の患者さん、診療所の先生方に十分お役に立てていないかと思います。火曜、木曜の午前以外にお困りの泌尿器科患者さんは、お手数ですが鶴見区の東部病院まで足を延ばしていただくか、かかりつけ医の先生方を通じて東部病院をご紹介いただければ幸いです。今後は、外来診療に派遣する東部病院のスタッフ増員も視野に入れて、神奈川区の泌尿器科診療を東部病院と一体的に、より充実させたいと考えております。

泌尿器科で診る病気

緊急で入院が必要となる病気も、東部病院と一体的に拝見しますので、基本的には以下の東部病院で扱うあらゆる泌尿器科疾患に対応します。

腎臓、膀胱、前立腺などの泌尿器系臓器にかかわる疾患を対象としますが、中でも、東部病院泌尿器科では、前立腺癌の早期発見・最新治療、前立腺肥大症の低侵襲治療、泌尿器科腫瘍の腹腔鏡下手術、尿路結石症の治療、膀胱癌の代用膀胱作成に力を入れています。さらに、男性不妊症治療、泌尿器外傷にもかかわっております。

当泌尿器科で主に診る病気は、前立腺肥大症、腎癌、腎盂癌、尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣癌、副腎腫瘍、腎結石、尿管結石、膀胱炎、腎盂腎炎、男性不妊症などとなります。

診療内容と特色

神奈川県病院の泌尿器科患者さんは東部病院のスタッフが東部病院と一体的に拝見しておりますので、以下に東部病院の泌尿器科診療の特色を示します。
東部病院の開院以来、「低侵襲医療」を柱として診療を行っています。特に前立腺癌および前立腺肥大症に対する最新の低侵襲医療の充実が特色です。トピックとして、2012年に横浜市内で初めて導入された、ダヴィンチS手術システムによる前立腺癌に対するロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術が注目すべき点です。これは従来の腹腔鏡下手術の発展型で、術者が3次元(立体)画像、10倍の拡大視野で座ったまま手術が行え、ロボットアームの先端は人間の手首以上の可動域のため精密手術が可能なシステムです。従来の開腹手術や腹腔鏡下手術に比べ、より繊細で正確な手術が可能なため医師にとってメリットが非常に多いだけでなく、出血量が少なく創部も小さく、術後の回復も早いため、患者さんにとってもメリットの多い手術法です。限局性前立腺癌が主な適応でして、現在までに200例余りの方に施行しました。さらに、この春から保険収載された腎臓癌のロボット部分切除術も20例ほど行っています。また、2011年に導入されたサイバーナイフという高精度放射線治療機器による強度変調放射線治療(IMRT)、2007年より開始した前立腺に埋め込む密封小線源治療も、体に負担の少ない前立腺癌の治療法です。東部病院で可能な前立腺癌に対する低侵襲治療は、手術はロボット手術、放射線治療は密封小線源治療とサイバーナイフとなり、治療の選択枝が大きく広がっています。
また、良性疾患である前立腺肥大症に対しては、2007年より地域でいち早く低侵襲で出血量の少ないホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)が導入されており、安定した手術成績を示しています。
東部病院泌尿器科は、地域の中核病院としては全国でも稀にみる低侵襲治療が提供できる体制です。県病院を受診される患者さんに対しても、体に負担の少ない最新の治療法を提供いたします。

スタッフ紹介

医師名 専門としている領域 学会専門医・認定医

中島 洋介

【非常勤】
済生会横浜市東部病院 副院長

尿路性器癌の診断・治療、膀胱癌の手術治療、男性不妊治療、尿路性器外傷の診断・治療、ロボット支援手術
※外来:火曜 午前
日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本性機能学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医・暫定教育医
日本医師会認定産業医
ロボット(da Vinci S)手術認定医
日本泌尿器科学会外傷・救急医療部会長

小杉 道男

【非常勤】
済生会横浜市東部病院 泌尿器科 副部長

尿路性器癌の診断・治療、低侵襲治療、尿路感染症、尿路結石症、排尿機能、夜尿症、ロボット支援手術
※外来:木曜 午前
日本泌尿器科学会専門医・指導医
ロボット(da Vinci S)手術認定医

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