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【終了/開催報告】市民公開講座「白内障で見えにくくなったら~白内障手術治療の実際~」

3月6日(金)に市民公開講座「白内障で見えにくくなったら~白内障手術治療の実際~」を開催しました!

市民公開講座「白内障で見えにくくなったら」の様子

今回の講座では、「白内障とはどのような病気か」という基本から、点眼薬による治療と手術の違い、さらには手術を検討するタイミングや術後の見え方に至るまで、幅広く解説いただきました。
特に、近年関心の高い「多焦点眼内レンズ」という選択肢についても詳しくお話しいただき、会場の皆さまは熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
手術を検討されている方も多く、質疑応答の時間には、手術への不安や疑問について活発なやり取りが行われました。
その内容をQ&A形式でご紹介します!

目に大きな問題がなければ、90代の方でも手術は可能です。ただし、術後は数種類の目薬を決められた時間に点眼する必要があるため、ご家族によるサポートが必要になる場合があります。ご本人の目と全身の状態をふまえ、医師と相談しながら検討していきましょう。

手術で挿入する「眼内レンズ」は、患者さん一人ひとりの目の状態に合わせて度数を選択します。その際、近視や遠視を矯正する度数を組み込むため、術後に裸眼での見え方が改善するケースが多くあります。

白内障は加齢に伴う変化であるため、多くの場合、両目とも同じようなペースで進行します。そのため、結果的に両目とも近い時期に手術を受ける方が多いですが、進行具合には個人差があります。片目のみ症状が強い場合は、その方の状態に合わせて片目ずつの実施をご提案しています。

手術中は常に強い光を当てているため、視界がぼやけてメスなどははっきり見えません。手術を受けた方からは「万華鏡のようにキラキラした光が見えた」という感想が多く、恐怖を感じることは少ないようですのでご安心ください。

例えば同じ視力でも、運転をする方とそうでない方では、生活における「必要性」が異なります。数値上の視力だけでなく、ご自身が生活の中でどの程度困っているかを医師に伝え、相談することが大切です。

当院では日帰りと入院(原則1泊2日)の両方に対応しています。術後は眼帯を装着するため、その状態で安全に帰宅でき、翌日の診察にも来院できる方は日帰りが可能です。医療技術の進歩により、以前に比べ入院期間は確実に短くなっています。

最終的には「見えづらさで日常生活に困っているかどうか」という一点に尽きます。今の生活で特に不自由を感じていないのであれば、無理に手術を急ぐ必要はありません。

当院の現在の状況ですと、おおよそ2ヶ月先となります。ただし予約状況は変動しますので、詳しくはお問い合わせください。

当日は多くの皆さまにご来場いただき、講演終了後も先生の前に質問の列ができるほどの大盛況となりました。
白内障は加齢に伴う身近な病気ですが、それゆえに不安を抱えている方も多いかと思います。今回の講座が、皆さまにとって前向きに症状と向き合うきっかけとなれば幸いです。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。次回も皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

次回の市民公開講座は「認知症(テーマ仮)」
講師は済生会神奈川県病院 認知症看護認定看護師 市川看護師です。
5月28日(木)14時~15時 当院地下講堂にて開催を予定しています。
是非ご参加ください!

市民公開講座 開催情報

タイトル白内障で見えにくくなったら~白内障手術治療の実際~
講師眼科 権田 恭広 医師
日時2026年3月6日(金)
14:00~15:00(開場13:30)
会場済生会神奈川県病院 地下1階講堂
市民公開講座「白内障で見えにくくなったら」